映画「チェ・39歳別れの手紙」を観て
今日2009年2月14日は、色々イベントがありますが、まず、世間的にはセイント・バレンタインデーですね。
一応チョコレートは用意しましたが、自分で食べました。(チョコレート、ケーキ大好きです)
その、2月14日で、昨日春一番も吹きました。
数日前は黄砂も吹きました。
そして、今日は2月というのに暑いくらいの気温になっています。
いきなり春になってしまった?初夏になってしまった??って思ってしまうくらいです。
(実際にラジオを聞いていると、今日は4月から6月の気温だったそうです)
その中で、黄砂にも、春一番にも、セイント・バレンタインデーにもあまり関係ない記事を載せます。
2日前の、2月12日に、映画を観ました。
観た映画は「チェ・39歳別れの手紙」を観ました。
1、2週前に観たいと思っていたのですが、雑事が色々あって観れないでいました。
今週是非観たいと思っていました。
出来ればレディースディに観たかったのですが、水曜日は祝日(建国記念日)だったので、専業主婦にはあまり自由の時間がありません。
それで、12日木曜日と計画していました。
もう今回は一人で観ようと思っていたのですが、妹が「チェ・ゲバラの映画どうする?」と言うので、「え?○○ちゃんも観る?」と聞いたら、「うん、もちろん観るよ。」と言いました。
「あ、そうなの。じゃー一緒に観ようよ」ということになって、映画「チェ・39歳別れの手紙」を妹と観ました。
ノートに手書きのボリビアの地図
この「チェ・39歳別れの手紙」という映画と、この映画の前に観た「チェ・28歳の革命」の続編、連作です。この2つの映画は、チェ・ゲバラの人間愛に目覚め、革命に目覚めてからの革命家としての伝記の映画です。チェ・ゲバラのその人の根底に流れる人間愛を実行するために革命を実行した人の伝記です。
もしこのブログ記事を読んでこの映画を観ようと思うわれるようでしたら、是非「チェ・28歳の革命」と、この「チェ・39歳別れの手紙」両方観て下さい。
チェ・ゲバラの人間愛を実行するのに選んだ手段は革命ですが、最後は死ですが、悲しい最後ですが、感動します。
ある意味搾取する政府や外国と闘って虐げられているその国の農民国民の生活改善向上を勝ち取るための革命で戦争です。
ただ、チェ・ゲバラにはその国民に対して生活をよくしてあげたいという愛が根底にあったのです。
ただの共産主義や社会主義の活動家とは違うのです。
映画で話している言葉はスペイン語で映像と字幕スーパーをひたすら読んで観ないといけないので少し大変ですが、興味を持たれた方は是非ご覧になって下さい。
内容は別れの手紙の方は悲しいENDですが観てきっとよかったと思います。
この映画「チェ・39歳別れの手紙」を観るにあたって、このボリビアという国を残念ながら調べないままでした。
また調べてアップ出来る機会がありましたらアップします。
この後「チェ・39歳別れの手紙」の映画内容に触れます。
ネタばれにもなりますので、これから映画をご覧になる方は観られた後、わたしのブログ記事をお読み下さい。
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チェ・ゲバラは変装して、ボリビアへ潜入します。
あ、この男の人がチェ・ゲバラなんだな?と思いつつ観ていました。
変装はとっても上手くて、チェ・ゲバラとは誰も気がつかなかっただろうと思いました。
ボリビアで革命が上手くいってくれたらと願いたいでした。
「チェ・ゲバラはどうしたの??」その質問に、フィデル・カストロは、次の手紙を読み上げました。
*
フィデル
私は今 多くを思い出している
マリアの家で君と出会ったこと
革命戦争に誘われたこと
準備期間の あの緊張の日々
死んだ時は誰に連絡するかと聞かれた時ーーーー
死の現実性を突きつけられ慄然とした
後に それは真実だと知った
真の革命であれば
勝利か死しかないのだ
(途中略)
今 世界の他の国々がーーー
私の ささやかな協力を求めている
君はキューバの責任者だからできないが
私にはできる
別れの時が来たのだ
もし私が異国の空の下で死を迎えてもーーーーー
最後の思いはキューバ人民に向かうだろう
とりわけ君に
*
途中略してすいません。
著作権とかにひっかかるかもしれないとも思いまして略しました。
本当は全文載せたかったです。
チェ・ゲバラの搾取される世界の人々を救いたいという願い、今の地位も権力も全部捨てて、世界の搾取される人々を、革命でもっとちゃんとした生活を送らせてあげたいという願い、世界の搾取される人々に対する愛から彼は革命活動へとまた旅立ったのです。
最後の思いはキューバ人民に向かうだろうーーと書いている、チェ・ゲバラ。
「チェ・39歳別れの手紙」の最後は観る前から知っているつもりでしたが、やはり観らずにいられなかったです。
ボリビアの共産党の人も協力をしてくれない。
裏切り者も続出。
ボリビアの農村の人たちもキューバの人たちのようにあまり友好的でない。
盗聴したテープも見つかってしまう。
わたしが前回、「チェ・28歳の革命」で沢山感動したシーンの一つと同じように、「闘いを止めたい人前へ出なさい」と言ったとき、キューバでは残る人も多くいたのに、ボリビアでは、誰も残りませんでした。全員配給された荷物を置いて闘いを止めて去ってしまいました。もちろん、それでも、チェ・ゲバラは殺したりはしないけれども、ショックなシーンです。
隊が何度か分かれ、、チェ・ゲバラ達が病気を治してあげて、羊を買って、その時はとても喜んでくれた農家の人たちが、告発裏切り、結果的に分かれた別隊の全員が撃ち殺されたのはショックなシーンでした。
そして、チェ・ゲバラの苦しそうな喘息の病気。
色々が悲観的、絶望的でした。
でも、鉱山でストがあると聞くとそちらへ向かったり(一緒に闘おうと思っていました)していましたが、その鉱山の労働者たちは皆殺しされました。
雨の中の行軍ももちろんあります。
厳しい状況です。
つづきます。
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コメント
チェ・ゲバラの 一生を 描いた映画の粗筋をありがとう
コメント読んでて状況が分かり観たくなる映画ですが、
戦争と人の在り方を考えさせられる映画かしら?
投稿: えーと | 2009/02/15 00:13
◇こんにちは、えーとさん。
チェ・ゲバラの人間愛に目覚め、革命に目覚めてからの
革命家としての伝記の映画なんですが、わたしの書き方が
分かりにかったですねーーー。
ごめんなさいね。
戦争と人とのあり方というより、チェ・ゲバラのその人の
根底に流れる人間愛を実行するために革命を実行した
人の伝記なんです。
えーとさん、もし観ることが可能のようでしたら、是非「チェ・28歳の革命」と、この「チェ・39歳別れの手紙」両方観て下さい。
チェ・ゲバラの人間愛を実行するのに選んだ手段は革命ですが、最後は死ですが、悲しい最後ですが、感動します。
投稿: 浜辺の月 | 2009/02/15 11:25
書き方は悪くありません。。私の理解力が足りません。
コメント書いた後に 「あっ!戦争じゃぁないよな」と
思いましたが書き込んでしまいました。ごめんね!
なんか悲しくておお泣きしそう・・機会を作り観たいです。
てっちゃんありがとう
投稿: えーと | 2009/02/15 13:39
◇えーとさんコメント2つもありがとう(^0^)♪
ある意味搾取する政府や外国の国と闘って虐げられている
農民国民の生活改善向上を勝ち取るための革命で戦争
ですね~~。
ただ、チェ・ゲバラにはその国民に対してよくしてあげたいと
いう愛が根底にあったのです。
ただの共産主義や社会主義の活動家とは違うのです。
ちょっと話している言葉はスペイン語で映像と字幕スーパー
をひたすら読んで観ないといけないので少し大変ですが。
内容は別れの手紙の方は悲しいENDですが観てきっと
よかったと思いますよ。
投稿: 浜辺の月 | 2009/02/15 21:35