石平さんの本
こんばんは。
お昼はこちらは暖かい冬の日でした。
そして、今夜もそう寒くありませんが、朝は少々冷え込む日が続いています。
2010年の1月が終わり、2月上旬になりました。
今、日付けが変わって2月8日になりました。
時間や日にちが経つのが早く感じます。
ブログのお友達の書かれた記事を読んで、紹介されている本も読みたい本がたくさんありますが、今回、3日かけて、石平(せき へい)さんの本を読みました。
「私はなぜ『中国』を捨てたのか」という本を読みました。
石平さんのことを、お名前をこのわたしのブログで紹介するのは3回目ですが、石平さんの本を実際に読んだのは初めてでした。
その石平さんのこの本は、大筋では、わたしのブログで1月17日の「いいお天気」という記事に書いたことと、1月21日の「まだ本を読んでませんが、石平さんのことと・・・」という記事に書いたこととほぼ同じ内容の筋というか、趣旨に近いものでした。
でも、とても内容が濃くって、この「私はなぜ『中国』を捨てたのか」という本は、石平さんは、「石平さんってどんな人?」という質問に答えるために、自己紹介と自分の半生を紹介するための知って貰うための本と仰っていました。
石平さんに興味を持たれた方は、この本を借りるか、買うかして、読んでみて下さい。
わたしがこのあまり上手くないわたしの文章で内容を紹介するより、よく分かると思います。
出版社は、ワック株式会社 で、本の値段は、886円+税 です。
その本で、石平さんが、本当は昔の中国の先人の論語や、「唐詩宋詞」のことを誇りに思っているということが分かります。
ただ、今の中国では、その論語は否定されていて、「唐詩宋詞」も軽んじられていて、愛国心は素晴らしくあるけれども、その愛国心は日本に対しての憎悪感情とあいまって、相乗効果で、日本を原子爆弾で壊してしまうべきだとか、そういうふうに中国の国民のほとんどが、マインドコントロールに近い形で、中国政府に思わされているそうです。
石平さんの思想というか、日本を愛して下さっている気持ちが、伝わって来ます。
ただ、日本生まれの日本育ちの日本人が、同じことを言ったら、こうやって本に書いたら、わたしはある意味引いていたかもしれません。
石平さんが、中国生まれの中国育ちの人で、日本に来て日本の良さを発見して、古来中国の国のよさと重ね合わせている痛々しい気持ちが伝わって来るから、逆に石平さんの気持ちの、今の気持ちが分かる気がします。-と言っても実際に石平さんにお会いしたことはありませんが、悲しい惜別の気持ちと、日本をより所にしたいという気持ちが伝わって来ました。
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なんだか難しそうなですね、
私の手元にも全く違う内容の本ですが、
数冊溜まっています
他にも読みたいものがあって、時間が欲しいと思います
少しづつゆっくりと読んでいくつもりです。
投稿: nyar-nyar | 2010/02/08 15:31
中国で生まれ育った人が、祖国を捨てるっていう本、
とても興味深いですね。
本当は中国のことを愛しているのでしょうね。
ひょっとしたら、他国の人のほうが客観的に日本の良さが
わかるのでしょうね。
でも祖国を捨てるって悲しいね・・
目が治ったら、是非読んでみたいです
月さん、本の紹介が上手です!
投稿: トムジェリ | 2010/02/09 20:53
石平さんの本が読めて良かったですね
私も、読みたい本があり1冊購入してあるのですが…なかなか手をつけられずにいます
本を読むのが好きなのですが、最近はめっきり読み進まなくなりました、年なのでしょうか?
投稿: う~ちゃん | 2010/02/09 21:04
◇こんばんは、nyar-nyarさん。
コメントをありがとうございます。
お返事のコメント遅くなってごめんなさいm( _ _ )m
石平さんのこの本は難しくは書かれていないのですが、少し政治色もありますね。
わたしも買ってきた本や、ブログのお友達が紹介されている本を拝見して、読んでみたいと思うものも多いのですが、なんと言っても読む速度が遅く、時間も上手に使えず、読まずに溜まっています。
もう少し本当に時間が欲しいですね。
そうですね、nyar-nyarさん、お互い少しずつ読んで行きましょうね。
投稿: 浜辺の月 | 2010/02/09 22:03
◇こんばんは、トムジェリさん。
コメントをありがとうございます。
そうなんです、中国で生まれ育った人が祖国を捨てることは、悲しく、そして、並大抵でない事情があったそうです。
そうですねーー、石平さんは、自分と一緒に中国をよくしようとしていた学生時代の仲間と、話したり、意見交換して、まだ中国に明日という時代があると思っていた頃が、そしてその仲間が大事だったのですよね。
そして、その昔、中国に論語、つまり孔子などがいた時代が、とても誇らしく、いい文化であったと思っているのです。
石平さんは、中国のそのよき時代に重ね合わせられる文化が日本にあると偶然気がついたそうです。
石平さんが、日本は素晴らしい!と、その本で連発していて、わたしもそう言われるとそうだなって思いました。
日本で育った人の方がよく良さが分かっていない場合がありますよね。
トムジェリさん、目が良くなるといいですね。
え?わたし、本の紹介、いいですか?ありがとうございます。
そう言って下さってうれしいです。
トムジェリさん、ありがとう☆⌒(*^∇゜)v
投稿: 浜辺の月 | 2010/02/09 22:21
◇こんばんは、う~ちゃんさん。
いらっしゃ~~い。
はい、石平さんの本を読めてよかったです。
う~ちゃんさん、年は読書にあまり関係ないと思いますよ。
読むのはある意味、一種のタイミングみたいなものが必要で、読み始めると結構ゆっくりでも読めると思うのです。
読み始めるまでが、時間が掛かりますねーー。
それと、一度中断すると、再度読み始めるのにちょっと時間が掛かる場合もあります。
一度、取り掛かって読み始めて、リズムに乗ると読んでしまう気がします。
わたしも他にブログのお友達が紹介されている本で読んでみたい本が数冊あって、いつかチャレンジしてみたいと思っています。
少しずついつかチャレンジしたいです。
投稿: 浜辺の月 | 2010/02/09 22:35
この本先日、空港で見かけました。まあ、旅行へ行くことでもあるし、荷物が重くなるのも困るので買わなかったのですけど。それから、私のブログで書いた「時間の砂」シドニー・シェルダンは、お薦めしてるわけではありませんよ。パッパッと読めるけど、あとには何も残らないっていうタイプの本です。こういう本がスッゴクヒットするってことは、私には残念なことです。
投稿: 山口ももり | 2010/02/10 09:00
◇おはようございます、ももりさん。
コメントをありがとうございます。
お返事のコメント、遅くなってすいません。
あ、そうなんですか?この本を空港で見かけましたか?
実際にはあちらこちらに置いてあるのかもしれませんね。
わたしは知りませんでした。
シドニー・シェルダンの「時間の砂」、パッパッと読めるというだけですかーー。
そうですかーー、後には何も残らないというタイプの本ですかーー。
わたしは、もしかすると読まないかもしれませんねーーー。
他に読みたい本がありますし(わたしの希望としては)後に何か残った方がいい気がします。
ももりさん、わざわざお知らせをありがとうございました。
投稿: 浜辺の月 | 2010/02/13 09:34
こんばんは!石平さんの本の紹介、ありがとうございます。石平さんのこと頭に入れておきます。今、「竜馬がゆく」を読み返しているのでそのあとで機会を作って読みたいと思います。
石平さんの中国に対する思い入れを受け止め、感動する月さんの素直さや優しさが伝わってきました。
ネットでも石平さんのこと、ちょっと調べてみようと思います。
投稿: タム | 2010/02/13 23:10
◇こんばんは、タムさん。
コメントをありがとうございます。
お返事コメント遅くなってすいません。
石平さんの本が特に素晴らしいと言っている訳ではないのですが、わたしは、ブログ記事文にも書いたように、日本生まれの日本育ちの人がこの本とほぼ同じ内容を書いていて、読んだら、多分ドン引きしていたと思います。
もし、そうだったら(日本育ちの日本人だったら)、ただの右翼だからです。
石平さんは、今は帰化して日本人ですが、中国生まれの中国育ちの人だから、逆に共感出来るということです。
凄く素晴らしい本という訳ではありませんが、フィクションではありませんから、綺麗なことばかりは書いていませんが、日本がわたしの知らない日本が、知っているつもりの日本が、本当は「いいんだよ!」と、言ってくれている石平さんの言葉で、改めて知りました。
京都にもう一度行ってみたいです。
タムさん、ありがとうございました。
投稿: 浜辺の月 | 2010/02/16 23:23