テオ・ヤンセン展
おはようございます、今日は8月20日です。
2日経ってしまいましたが、18日のことをブログ記事アップしたいと思います。
18日に映画を観た後、すぐにバスに乗って、大分市美術館へ行きました。
「テオ・ヤンセン展」を観るためです。
「テオ・ヤンセン展」の紹介に、
~風を食べるビーチアニマル~とあります。
「テオ・ヤンセン展」は、大分はもちろん、九州初上陸です。
「テオ・ヤンセン展」は実は、7月の初めから始まっていましたが、あまりよく分からず、それほど最初は興味がありませんでした。
その中で、ブログのお友達のチャグママさんが、ご自分のブログで「テオ・ヤンセン展を観に行きました」と記事アップしていました。
その記事を読んで俄然「テオ・ヤンセン展」を観に行きたくなりました。
18日は、映画も観る予定でしたが、「テオ・ヤンセン展」も観に行こうと思い、その日に両方観ました。
まず、「テオ・ヤンセン」の紹介。
1948年、オランダ、デンハーグ市スフェニンゲンで生まれる。
大学で物理を学ぶ。
1975年 画家へ転向する
1990年 ビーチアニマルの制作を開始
2010年 ソウル、東京で展覧会が開催される
*
この8月18日に、「テオ・ヤンセン展」を観る前に、実はわたしは、7月23日に、大銀ドームでサッカーの試合を観る前に「テオ・ヤンセン」の作品を一体観ていました。
ただ、わたしはこの時はサッカーで頭がいっぱいで、この「テオ・ヤンセン」の作品が動くところを見てもコンピュータで動いているんだろうと思い込んでいました。
ですからあまりよく注意して観ていませんでした。
その後、実は「テオ・ヤンセン」の作品は、電気もガソリンも要らず、もちろんコンピュータもなく、ただ風を受けて優雅にスムーズになめらかに動いていると後で、チャグママさんのお知らせと、大分市のHPで知りました。
*
ビーチアニマルとは、
プラスティックチューブで作られ、風を受け動く「生命体」です。
1990年、テオ・ヤンセンが、コンピュータ上の一本の線から始まった、ビーチアニマルです。
1991年には、立って歩くようになります。
次第に「筋肉」、「神経細胞」を持ち、単純に風を受けて歩くだけでなく、体に積んだペットボトルに空気を溜め込み、それを吐き出して動いたり、自ら杭を打ち込んで、体を固定できたり、波打ち際を感知して方向転換できたりと進化している、ビーチアニマルです。
* 一部 大分市のHPより引用しました。
プラスティックチューブで作られているビーチアニマルが、砂浜で動く様子は壮大だろうと思われます。
大分市美術館では、砂浜はありませんが、実際に動くところも見せてもらいました。
ただ、カメラの撮影は禁止されていると思い、デジカメはロッカーに入れたままで、その時の写真はありません。
携帯のカメラはよく映らないので、その時の写真がなくて残念です。
「テオ・ヤンセン」のビーチアニマルの展示に、一部さらさらした砂を入れて展示しているコーナーもありました。
そのコーナーの中にスリッパを履いて入ってみてもいいようなので入ってみました。
こんな砂の上を「テオ・ヤンセン」のビーチアニマルは、風を受けて歩くんだ~~と思うと、凄いな~~と思いました。
子供達はそのコーナーでは、はだしで砂の中を歩き回っていました。
体験型展示というのでしょうね。
実際に、ビーチアニマルが動くコーナーでは、子供や大人が手を添えて押すと動くビーチアニマル、つまり体験型の展示で、動かしている人達もいました。
ビーチアニマルは(少し触ってみましたが)、暖かくはないけれども、体温はないけれども、風を受けて優雅に動いているところは、まさに砂浜の生物ですね。
体温はないけれども、電気でもガソリンでも動くのではなく、風を受けて動くのが、とても自然な感じで、優しい感じがしました。
「テオ・ヤンセン」は、このビーチアニマルの脚の部分の長さの比率に、何千何万という数字をコンピューターに打ち込み、最終的に、ホーリーナンバー(聖なる数)13の数を探しあてます。
そして、「テオ・ヤンセン」の偉いところは、このホーリーナンバーなどのビーチアニマルにとって大事なことを求められれば誰でも教えるということです。
「テオ・ヤンセン」の自然のエネルギー、風で動く、ビーチアニマルは、今自然を大切にと言われる中で、大事なメッセージを発信し、夢のある芸術だと思いました。
「テオ・ヤンセン展」のことを知らせて下さったチャグママさんに、この場でお礼を言いたいと思います。
チャグママさん、ありがとうございました。
*
追記:「テオ・ヤンセン展」の大分市のHPのアドレスも載せます。
少しでも「テオ・ヤンセン」と、ビーチアニマルが分かり易くなりますようにと思いまして載せました。
http://www.city.oita.oita.jp/www/contents/1305938113215/index.html
YouTubeのアドレスも載せてみました。
少しでも、「テオ・ヤンセン」と「テオ・ヤンセン」の「ビーチアニマル」が分かりますように・・・・。
http://www.youtube.com/watch?feature=fvwp&v=gQKdb7pKhdY&NR=1
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