「永遠の0」を観る
こんばんは♪
昨日のお昼、近くのショッピングモールの側の映画館で、「永遠の0」を観ました。
原作は、百田尚樹
監督は、山崎貴
主演、岡田准一
出演者、三浦春馬、井上真央、濱田岳、新井浩文、染谷将太、橋爪功、田中泯、夏八木勲、吹石一恵、風吹ジュン でした。
「永遠の0」のパンフレットです。
時代背景、そして話しの流れは、第2次世界大戦の時の時代を生きた祖父(宮部久蔵=岡田准一)がどういう人だったのか、現代の宮部久蔵の孫(佐伯健太郎=三浦春馬)がその頃関係があった人達に聞いて歩くという話しです。
まだ上映中なので詳しいストーリーなどは載せられませんが、わたしは、この映画を観てよかったと思いました。
正直に言うと、今のわたしは結構な年齢の人間になっていますが、それでも、わたしの父も母もわたし自身も戦争に参加したことはなく、兵隊になったことはありません。
特攻というのも聞いただけの話しです。
それでも、この映画を観ると迫り来るものがありました。
わたしの知っている人の中で兵隊になったことのある人は、もうみな亡くなりました。
今実際、兵隊になったことのある人でご存命の人は、100歳近くになっていると思います。
戦争を知らない世代、戦争の時に子供だった人たちが、この映画を観てどう思うかももちろん大事だと思います。
そして、パンフレットのインタビューの中で主演の岡田准一が言っているように、元搭乗員の人でご存命の人達がこの映画を観てどう思うか、ということも気になります。
戦争を知らない世代の人も、戦争の時子供だった人も、そして元兵隊だった人もこの映画を観ると迫り来る、心に突き刺さるものがあると思います。
わたしは戦争を知っている人達が、ほとんど戦争のことを話すのを聞いたことがありません。
あまりに汚く、醜く、酷いので話せないのか、実際のところは段々分からなくなってきています。
そして「戦争は嫌だ!」と、わたしも思っています。
戦争の時代の経験がないわたしが、第2次世界大戦について考える一つの機会でした、この「永遠の0」を観ることは。
| 固定リンク | 0
コメント
こんにちは
映画を見たんですね^^
戦争の体験者が身近にいないの??そうなの?
私の母は、88才です、終戦まで小倉に住んでいました、戦争の話はたくさん聞かされました。B29が機銃掃射し人を狙って低空飛行してくる。ものすごい音で近づいてきて人間は狙い打ちされる。
爆弾が逃げる母の耳元をかすめるように飛んでいく、次の瞬間地面に落ちて、地面には池のような大きなすり鉢状の穴ができる、
爆撃はまるで花火のようにきれいだった。
沢山の人が死んだ、防空壕に必死で逃げた、終戦後は食べ物を家の外においておくと浮浪者が盗みに来る、
朱戦後しばらくは治安が悪くて殺人事件などたくさん起きた。
昔の日本はシナにひどいことばかりしていた、貿易でも悪いことばかりしていた、
母は子供のころ学校では朝鮮人の子供をいじめて遊んでいた、今思えばかわいそうなことをした、が、そういう時代だった、弱い国の人間はいじめられる。
そのほか、いろいろ何気なく聞いた話がたくさんあります、いつもは忘れていますが、同じような話題になると思いだします。
私の両親の男兄弟はみんな戦争に行きました。独身の、おじさんは戦死しました。
祖母はその遺族年金で老後は小遣いには困らずに暮らしていました。
戦争は、悲惨というだけではなくて、ものすごくお金がかかります。
戦争にいってる兵士への給料、終戦後の補償、遺族年金、兵士への年金、障碍者になればその年金。
戦争に勝てば敗戦国から、賠償金をとれるけど、負ければ支払わなくてはなりません。
私が母から学んだことはそんなことですね、
浜辺の月さんの親も、戦争に行ってはないけど体験はしてるんじゃないんですか?
天皇陛下や皇后陛下も体験者ですからね^^
映画「永遠の0」テレビで放映されるのを待ちます^^
投稿: 由美 | 2014/02/09 14:38
◇こんにちは、由美さん。コメント沢山ありがとうございます。
戦争体験を父母がまったくしていない訳ではありませんが、
母の子供の頃住んでいた地区は空襲爆撃がなかったそうです。
由美さんのお母様の貴重な戦争の体験をこのブログのコメント欄に
わざわざ書いて下さってありがとうございます。
わたしは、由美さんが書いて下さった由美さんのお母様の戦争
体験談のような話しは父からも母からもほとんど聞いたことが
ありません。
貴重なお話しでした。
日本にいても戦争の体験された人は沢山いらっしゃるのですね。
由美さんありがとうございました。
投稿: 浜辺の月 | 2014/02/09 15:49
今晩は、永遠の0、お読みになって様々な事考えさせられたことと推察いたします。
私も学徒動員で、軍服のボタンつけ。工場で働きました。
終戦の5日前工場が艦載機の爆撃受け、亡くなった人もいました。
その亡くなった方を葬るのに導火線を入れる大きな竹かごに入れ自分たちで
火をつけてやいたのです。
火葬場に行っても亡くなった人を焼く燃料がない、そんなことも聞きました。
直接戦火を浴びなくても結果的には同じ体験をしました。
知覧の展示会所に行くと、片道の燃料だけを入れて飛行場を旅立って行ったのです。
前途ある若者が…涙が出ます。私は現在83歳ですが、戦争を美化してはいけません。私は戦時中いろんな体験をしたバアバです。余計な事書きました。。。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
投稿: ヤッコ | 2014/02/09 19:45
こんばんは 今
読んでいる最中で、もう少しで終わります。

落ち着いて読む時間が取れないので時間が掛かります
戦争体験 父が出兵しています、シベリアに抑留されて6年!
その間給料は出ていません、年金も恩給ももらっていませんでした。
まして軍人恩給など考えてもいなかったでしょう!
ただ天皇陛下の御為に・・・悪い言葉でいえば洗脳されていたのです。
母は私、兄二人をかかえてどんなに苦労した事か
悪いのは当時の軍国主義を率先していた人です。
そんなこと考えると映画は見ない方が良いかなと思っています。
ちょっと興奮してしまいました、ごめんなさい。
投稿: nyar-nyar | 2014/02/09 20:31
こんばんは、浜辺の月さん
私の両親も戦争には行っていません
父も母も子供だったので、直接的に悲惨な現状は見ていないようです
特に母は別府に居たので、空襲も無く戦後はアメリカ軍の幹部の別荘のようなものがたくさんあったらしく、ソーセージの缶詰などを食べられたりわりと恵まれていたようです
しかし、祖父は戦争で南方に行き、生きて帰ってきましたが、片目を失っていました
戦争前から軍の施設を作る部署にいたので、前線に配置されることは無かったと言っていました
祖父は「戦争はゼッタイいかん!」と言い続け亡くなりました
私も、戦争はゼッタイだめだと思っています
現在の政府が、戦争の道を歩むのではないかと危惧しています
投稿: う~ちゃん | 2014/02/09 21:02
◇こんばんは、ヤッコさん。
コメント、貴重なコメントをありがとうございます。
まだ本の方の「永遠の0」は、読んでいないのですが、後日読んでみたいと
思っています。
わたしが観たのは「永遠の0」の映画です。
映画でも色々考えさせられました。
ヤッコさん、学徒動員で働かれていたのですね。
直接戦火をあびなくても結果的には同じ体験をされた人達がたくさん
いらっしゃるのですね。
ヤッコさんの辛くて、大変だった貴重な戦争での経験を、このコメント欄に
書いて下さってありがとうございます。
そうですね、戦争は美化してはいけないですね。
どんなになんと言っても戦争はだめですね。
ヤッコさんがコメント欄に書かれたことは決して余計なことではありません。
大事なことを書いて下さってありがとうございました。
投稿: 浜辺の月 | 2014/02/09 22:16
◇こんばんは、nyar-nyarさん。
コメントを大事なコメントをありがとうございます。
nyar-nyarさんは、本の方の「永遠の0」を読まれている
のですね。
わたしも後日、本の方の「永遠の0」も読みたいと思って
います。
今回わたしは映画の「永遠の0」を観ました。
nyar-nyarさんのお父様、6年間もシベリアに抑留されて
いたのですか。
大変だったのですね。
ただ天皇陛下の御為に、そうですね、洗脳されていたのと
同じなのでしょうね。
悪いのはやはりその当時軍国主義を率先していた人達
ですね。
nyar-nyarさん大事なお話しをこのコメント欄に書いて
下さってありがとうございます。
投稿: 浜辺の月 | 2014/02/09 22:31
◇こんばんは、う~ちゃんさん。
コメントをありがとうございます。
う~ちゃんさんとこはおじいさんが戦争に南方に行っていたのですね。
片目を失って、・・・・・・。
う~ちゃんさんのおじいさんも大変でしたね。
「戦争は絶対いかん」とう~ちゃんさんのおじいさんは言い続けて
お亡くなりになったのですね。
そうですね、戦争は絶対だめですね。
今の政府、今の安倍首相、戦争への道を歩きたいのでしょうか?
まだそう今の政府が思っていると思っている人はそう多くないでしょう。
投稿: 浜辺の月 | 2014/02/09 22:49
私は、母方の祖父、そして伯父2人を亡くしていますので、その壮絶な体験は父母、特に40歳という年代で招集され戦死(餓死)した祖父の娘である母からよく聞かされています。
亡き父も召集令状来ていて、飛行兵が決まっていたようですが、入隊寸前に終戦になって生き残ったのです。
母はお盆近くになるとやるあのころのドラマは見たくないと言いますので、その映画は絶対に見ないと思います。それほど辛いものだったことはなんとなく話から想像がつきます。
私としては原作者には申し訳ありませんが、こう言う場合いつも海軍の零戦(ゼロ戦=海軍零式戦闘機)の話しばかりで、陸軍の戦闘機「隼」に乗って戦死した若者たちの話があまりにも少ないのは不公平だし、どこか‘海軍を美化’する意識を髣髴させる思いがしてなりません。
いずれにしても当時の戦闘機操縦士は各地域でも成績が良い若者が選ばれたらしく、優秀な人材を亡くしたことは間違いありません。
余談ですが「特攻」とは、本来体当たりすることではなく操縦技量が特に優秀な者を集めて攻撃させた特別攻撃任務を担ったもので、ちゃんと帰還していたんです。
投稿: 玉井人ひろた | 2014/02/10 11:15
こんにちは!千葉はまだ雪が残っています。
永遠のゼロは映画では今一番観られているようですね。
私も戦後っ子。父親は兵隊には取られましたが通信部配属で国内にいたようです。母からは戦時中の食糧難のことをよく聞かされました。乳飲み子(姉)がいて母乳が出なくて牛乳を手に入れるのが大変だったとか・・・朝ドラ「ごちそうさん」でも闇で手に入れるなど取り上げていますが、食料を手に入れるのは結構大変だったと聞かされました。無残な様子はあまり聞かされていませんでした。
安倍政権では秘密保護法が成立、改憲に向けても動き出していて日本の国が軍国主義に傾きかけ始めているようでとっても不安で恐ろしいです。
戦争体験はありませんが戦争がとても恐ろしいことはよくわかります。
若い人たちにもっとその恐ろしさを伝えないといけませんね。風化させてはいけないのです。
この映画や本が少しでも役に立ってほしいと思います。
投稿: タム | 2014/02/12 14:15
◇こんばんは、玉井人さん。
貴重なコメントをありがとうございます。
お返事コメント遅くなってごめんなさい。
玉井人さんのお母様の方のおじいさま、伯父様お2人戦死なさったのですね。
改めてご冥福をお祈りします。
玉井人さんと、お母様の戦争体験をこのブログのコメント欄に書いて下さって
ありがとうございます。
貴重なお話しだと思います。
零戦と隼のお話し、そう言えばそうですね、隼のお話しはあまり聞きませんね。
そのこと即海軍の美化と思ってはいませんでしたが、あまりにも隼の話が
少なすぎますね。
もう少しちゃんと陸軍戦闘機隼のことを取り上げてもいい気がわたしも
します。
そして、勉強になりました。
特攻とは、操縦技量が特に優秀な人たちを集めて特別攻撃任務についた人たちの
ことでちゃんと帰還していたーーということと、玉井人さんが教えて下さったお陰で
この映画の「永遠の0」の主人公が何故何度も生きて帰って来たのか分かりました。
玉井人さんありがとうございました。
投稿: 浜辺の月 | 2014/02/12 22:15
◇こんばんは、タムさん。
コメントをありがとうございます。
戦後の食糧難の大変さのタムさんのお母様のお話をありがとうございました。
貴重なお話しです。
秘密保護法、何故必要なのかイマイチわたしも分かりません。
軍国主義へ走ろうとしているのでしょうか?
普通の日本の人は軍国主義へ走ることなど求めてない気がします。
この本や映画が少しでも先の戦争を風化させないようになればとわたしも
思います。
投稿: 浜辺の月 | 2014/02/12 22:57
こんばんは 遅くに失礼いたします。
読み終わりました!!
やっと
最後はちょっと~って思うところもありましたが、
戦争をほとんど知らない私には大事な内容でした。
二度としてはならない、起こしてはならないですね
投稿: nyar-nyar | 2014/02/13 23:39
◇こんばんは、nyar-nyarさん。
コメントを再びありがとうございます。
「永遠の0」の本を読み終わったのですね。
その感想をこのコメント欄に書いて下さってありがとうございます。
二度としてはならない、起こしては成らない戦争ですね。
わたしも後日「永遠の0」の本を購入して読むつもりです。
nyar-nyarさんありがとうございました。
投稿: 浜辺の月 | 2014/02/14 17:49