「君が僕の息子について教えてくれたこと」を観て
テレビのNHKで放送された番組です。
その「君が僕の息子について教えてくれたこと」の番組は、東田直樹さん(今22歳)のドキュメンタリー番組です。
約7年前に東田直樹さん自身が書いて出版された「自閉症の僕が飛び跳ねる理由」というエッセイの本を受けて、話が始まります。
東田直樹さんは、エッセイの本を書いて出版していますが、実は重度の自閉症です。
普通の言葉を出しての会話はほとんど出来ないそうです。
東田直樹さんは、小さい時から文字に興味を持っていたそうです。
家族の応援援助などでパソコンで文字入力により意志や考えを表現出来るようになったそうです。
東田直樹さんの通常の会話はパソコンと同じ文字盤を指さして考えを表現する方法で行います。
東田直樹さんは高い表現力を持っています。
今から約7年前に、東田さんが書いて出版された本、「自閉症の僕が飛び跳ねる理由」は、デヴィッド・ミッチェルさんにより英文に訳され、今では世界20か国で出版発売されています。
デヴィッド・ミッチェルさんの息子さんも自閉症です。
デヴィッド・ミッチェルさんは息子さんのことを知りたいと思っていました。
デヴィッド・ミッチェルさんは、日本に8年間居たことがあるのです。
それで、デヴィッド・ミッチェルさんは、日本語が読めたので東田直樹さんの「自閉症の僕が飛び跳ねる理由」を読むことが出来ました。
この本を読んで、まるで、デヴィッド・ミッチェルさんの息子が話しているような気持ちになったそうです。
そしてデヴィッド・ミッチェルさんの息子のことが分かって来たそうです。
同じように自閉症の子供を持つ世界中の親たち、そして皆にに読んで貰いたいと東田直樹さんの「自閉症の僕が飛び跳ねる理由」を英訳しました。
アイルランドでは、日本人の作家と言えば、三島由紀夫、村上春樹、そして今では、東田直樹さんの名前が挙げられるそうです。
デヴィッド・ミッチェルさんは、東田直樹さんに会いに日本に来ました。
対面のシーンも東田直樹さんには精一杯なのでしょうけれども、まず挨拶するより窓の外の車を見てしまったりします。
デヴィッド・ミッチェルさんは、「慣れているから大丈夫」とにっこりしています。
10分から20分経って会話が始まります。
デヴィッド・ミッチェルさんは日本語で、東田直樹さんは文字盤を指さして、会話します。
デヴィッド・ミッチェルさんが質問して、東田直樹さんが答えてと、対談が進みます。
デヴィッド・ミッチェルさんがどうしても東田直樹さんに聞きたかったことを聞きます。
「これから僕は僕の息子にどうしていったらいいのだろう?」と。
東田直樹さんは、「今のままでいいのです。」と答えました。
デヴィッド・ミッチェルさんと東田直樹さんの会談は終わりました。
東田直樹さんは、「僕がいることで両親に悲しんでほしくない。」
「僕のために無理をして欲しくない。」
「いつも通りにっこり笑っていて欲しい。」と東田直樹さんは文字盤を指して話します。
東田直樹さんのいつも傍に優しく寄り添っているお母さんが印象的でした。
この「君が僕の息子について教えてくれたこと」の番組を観て感動しました。
「ささやかな幸せ」を感じる番組でした。
この「君が僕の息子について教えてくれたこと」の番組のことを知ったのはブログ友達のタムさんがご自分のブログに記事としてアップされていたことで知りました。
観たいな~と思っていたのですが、最初の再放送はうっかりしていたのと、急な眠気で録画をし損なって観れませんでした。
再度の再放送を観ようと思っていたところ、タムさんがご親切にもその番組をDVDに録画した物を送ってあげましょうと言って下さって、実際に送って下さいました。
お陰様でこの「君が僕の息子について教えてくれたこと」を観ることが出来ました。
タムさん大変ありがとうございました。
この場を借りましてお礼を申し上げます。
タムさん、ありがとう♪☆♬◇
※
追記:東田直樹さんのドキュメンタリー番組、「君が僕の息子について教えてくれたこと」は、まだ再放送があります。観たいなと思った人はまだ間に合います。
NHK 9月13日(土)PM3:05~4:05の間です。
このわたしのブログなどで興味をもたれて観たいと思った人はどうぞその時間にご覧になって下さい。
※
追記2:東田直樹さんの番組「君が僕の息子について教えてくれたこと」の内容を少しこの記事に載せましたが、一部間違っていました。日本の作家と言えば三島由紀夫、そして村上春樹の次に今では東田直樹の名前をあげるーーーという国をノルウェーとしていましたが、本当は、アイルランド でした。間違えてすいませんでした。他にも少し放送の言っている表現とは違う部分もありますが、東田直樹さんが言おうとしていることに後日書き直ししたいと思います。間違えてすいませんでした。
※
追記3:デヴィッド・ミッチェルさんが本当の名前の表記のようです。間違えてデビット・ミッシェルさんと表記していました。間違えてすいませんでした。(追記の日2017年1月4日)
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コメント
「君が僕の息子について教えてくれたこと」
私は今朝起床と同時に拝見いたしました。
今2度3度と繰り返し読ませていただきました。
この放送は番組紹介の
時見たい番組の一つでしたが
眠さには勝てず見損なった番組の一つでした。後悔します。
東田直樹のお書きになった
自閉症の僕が飛び跳ねる理由。三省堂で探してみたいと思います。
貴重な番組、見られなかった、悔しさを感じます。ありがとうございました。
投稿: ヤッコ | 2014/09/06 11:33
こんばんは
浜辺の月さんの記事を読んでとれも興味を持ちました。
今、番組の録画予約をしましたので、もう安心です。
東田直樹さんは自閉症だけど、両親に対しての気持ちは私と変わりませんね。
自閉症や、精神病や、何を考えてるか分かり難い病気の人も、表現することはできないけど、普通の人と同じ思いなのではないかと思いました、
表現は出来なくても、親を愛し、肉親の幸せを願い、本人も親や周りからも愛されて生きて行きたい。と、心の中では思ってるんでしょうね。
番組が楽しみです。有難う
投稿: 由美 | 2014/09/06 19:10
こんばんは!本日は東田直樹さんの姓の間違いを指摘してくださってありがとうございました。思い込みで全く気がついていませんでした。先ほど私のブログ上の姓の間違いを全て直しました。感謝いたします。
浜辺の月さん、この番組の事を紹介してくださってありがとうございます。私も多くの人に是非見ていただきたいな~と思い記事にしました。月さんの記事を読んでくださってまた新たにこの番組を見てみようと思ってくださる方が増えてうれしく思います。
これをきっかけに私は自閉症者をはじめ障害者の方々を見る目を変えようと思いました。
異常に思える行動や言動にも皆一人一人に理由があるんだ。直樹さんが嫌なことに「人の視線、人の刺すような視線が怖い」といっていたように確かに障害者を見る私たちの目って彼らを軽蔑したような目で見ることがあるような気がします。障害者も健常者も皆思いは同じなんだと彼らを優しく見つめるようにしたいと思いました。
投稿: タム | 2014/09/06 22:49
こんばんは、浜辺の月さん(*゚▽゚)ノ
良い番組を観る機会があってよかったですね
私はこの番組を観ていません
障害を持って生きることは、とても大変なことです
でもそれができるということは、すばらしいことだと言われたことがあります
私も障害者ですが
日々、生きている幸せを感じています
これもひとえに私を理解して支えてくれる人がいるからです
一人ぼっちで生きていたらこんな気持ちにはなれないと思います
幸せの尺度は人それぞれ…
自分の幸せを見失うことなく、毎日を感謝して生きて生きたいものです
投稿: う~ちゃん | 2014/09/07 20:27
故「山下清画伯」も自閉症だったことで有名な人ですが、外見からは解り難い病ですね。
そもそも、病ではないのかもしれませんよね
投稿: 玉井人ひろた | 2014/09/07 22:28
◇おはようございます、ヤッコさん。
コメントをありがとうございます。
お返事コメント遅くなってごめんなさいね。
そうですか、ヤッコさんもこの番組を観たかったのですね。
今日10日ですから間に合いますね、よかったですね♪
朝起きてからすぐにわたしのブログに来て下さってありがとう
ございます。
嬉しく思います。
ヤッコさん、これからもお付き合いをよろしくお願いします。
投稿: 浜辺の月 | 2014/09/10 05:31
◇おはようございます、由美さん。
コメントをありがとうございます。
お返事コメント遅くなってごめんなさいね。
由美さんも録画予約しましたか?よかったです。
そうですね~、自閉症の人も、精神の病気の人も人を愛したいと
思うし、愛されたいと思うのだと思いますが、分かり辛いことですよね。
自閉症の人も精神の病気の人も友達も親も多分愛したし、
愛されたいと思うのだと思います。
番組の件はお役に立ててよかったです。
由美さん、ありがとうございました。
投稿: 浜辺の月 | 2014/09/10 05:40
◇おはようございます、タムさん。
タムさん、こちらこそコメントをありがとうございます。
そして、DVDもわざわざありがとうございます。
お返事コメント遅くなってごめんなさいね。
東田さんの名前の件はコメント欄に書いてしまって
ごめんなさいね。
その時は、その方法が早くていいかなと思ったのです。
お役に立ててよかったです。
自閉症の方々や障碍者の方々の本当の苦しみは
そうなった人にしか分からないかもしれませんが、
出来るだけ気持ちを寄り添えたらとわたしも願って
います。
それに他人事でない気がします。
タムさん、本当にありがとうございました。
投稿: 浜辺の月 | 2014/09/10 05:51
◇おはようございます、う~ちゃんさん。
コメントをありがとうございます。
お返事コメント遅くなってごめんなさい。
そうですね、良い番組を観ました。
こういう番組を観ることもチャンスがありそうで
中々見れていないですね。
そうですね、幸せの尺度はひとそれぞれですね。
自分を見失わず、日々自分の今の幸せに感謝して
生きて行きたいですね。
う~ちゃんんさん、ありがとうございました。
投稿: 浜辺の月 | 2014/09/10 05:56
◇おはようございます、玉井人さん。
コメントをありがとうございます。
お返事コメント遅くなってごめんなさい。
そうですか、画家の山下清も自閉症でしたか。
パッと見ただけでは分かり辛いですね。
もともと病でないーーー。
うーーん、人を愛するとか、人に愛されたいとかそういう
ところは変わりがないのかもしれないですね。
ただ、自閉症のためごく普通の社会では行き辛い、生活
し辛いというところがありますよね。
そういうところが一般の人からみると病気に見えるのでしょうね。
玉井人さんありがごうございました。
投稿: 浜辺の月 | 2014/09/10 06:06
こんばんは
どんな障害があっても乗り越えて 或いは障害と付き合いながら、
過ごされている方はとても素敵ですね。
ある意味健常者では出来ないのかも知れません。
頑張って欲しいと思います。
投稿: nyar-nyar | 2014/09/12 23:47
◇こんにちは、nyar-nyarさん。
コメントをありがとうございます。
障害があって、それを乗り越えて、またはその障害と
何とか付き合いながら、東田さんのように過ごされて
いる方々はとても素晴らしく素敵なことですね。
持っている障害のための行き辛さと付き合いながら
生きて行く、大変だと思います。
そうですね、頑張って欲しいです。
投稿: 浜辺の月 | 2014/09/13 17:11
障害者を持つご両親に頭が下がる思いです。
障害がない方でも思いやりのない人間って結構いる中
優しい人に育て上げる親、周囲の支え、素晴らしいと思います。
夫の従妹の子供にひとり自閉症と発達障害を同時に持っている子供がいます。
はたから見ていると、そこまで厳しくしなくても。。と思うことがありますが、
「この子が将来大人になったとき、この子はこれでしか生きていけないのだから!」と、絶対音感のあるその子に対してのバイオリンの練習は、それはそれは厳しいものでした。
やはり親の力は偉大です。
自閉症があっても、優しい人間もいれば、少数ですが、凶暴な人間もいます。なので、世間からは、偏見を持たれるし、怖がられるのだと思います。
投稿: トムジェリ | 2014/09/17 10:47
◇トムジェリさん、沢山コメントをありがとうございます。
そうですね、障害のある子供さんを持つご両親には
頭が下がりますね。
そうなんですね、障害がない人でも思いやりのない人って
結構いますよね。
そんな中で優しい心根の人に育てあげること、周囲の支え、
そういうご家族素晴らしいですよね。
そうですか、トムジェリさんの旦那様の従妹の子供さんの
一人の方が自閉症と発達障害をお持ちの子供さんが
いらっしゃるのですね。
そのお子さんのことを思って親御さんも一生懸命ご指導
されているのですね。
そうですね、自閉症があっても優しい心根の人もいれば、
凶暴な人もいますね。
その少数の凶暴な人のことを見聞きして余計偏見を持たれ
怖がられるのでしょうね。
実際には自閉症だからとか、精神の病気だからということで
そういう凶暴な事件などが多発しているわけではないと
思うのですけれども・・・・・・、そういう風に思う人も多い
のでしょうね。
トムジェリさん、ありがとうございました。
投稿: 浜辺の月 | 2014/09/17 14:46