時を撒き戻して、展覧会のこと
こんばんは、久しぶりにブログ記事アップします。
この記事をアップしようかどうしょうかと迷っていましたが、綺麗な絵の美術展を観たことなので時間が経ってしまいましたが、記事アップしようと思います。
今日は、なんと2015年(平成27年)の12月31日木曜日です。
後1日で2015年も終わります。
その中でタイトル「時を撒き戻して、展覧会のこと」としましたように、先に記事に書きましたように、綺麗な絵を展覧会で観たのでわたしの記憶と記録のためもありブログ記事アップしたいと思います。
そのことがあったのは、2015年の11月4日のことです。
この11月4日に、大分県立美術館(OPAM)で行われていた(あ、来年の1月24日まで会期がありますが)、美術展のタイトル「神々の黄昏~東西のヴィーナスに出会う世紀末、心の風景、西東~」という展覧会へ行きました。
東西のヴィーナスで、東つまり日本国内の大分からの出品で目を引いたのは、宇佐神宮の「金銅装神輿(二の御殿)」でした。
大分県指定文化財だそうですが、応永27年(1420年)に作られています。
595年前にこの神輿は作られていたということで、長い年月とその年月の重みを感じながら金と銅の輝きも僅かに感じられる神輿でした。
この展覧会で展示されている他の木像などはわたしはあまり興味がなかったのですが、この神輿は東西の東の中ではかなり凄いと思いました。
作られて600年近く時間が経っているとは思えないような、いえ600年近く時間が経っているからこそ目を引く輝きと美しさと言えると思いました。
そして西の代表のヴィーナスは、この展覧会のパンフレットの表紙絵でもある グスタム・クリムトの「ヌーダ・ヴェリタス」が素晴らしかったです。
1899年に制作されカンヴァスに油絵です。通常はオーストリア演劇博物館に展示されているそうです。今この「ヌーダ・ヴェリタス」がオーストリアから大分の地に来ています。
わたしはこの「ヌーダ・ヴェリタス」を観て一度通り過ぎて3度も戻って観てしまいました。
本当に素晴らしい絵でした。
後、藤島武二の「天平の面影」もいい絵だな~と思いました。
「天平の面影」は明治35年に描かれ、石橋財団石橋美術館に所蔵されているそうです。
その「神々の黄昏」の展覧会のパンフレットです。
このOPAMで「神々の黄昏」を観た後、わたしは大分市内のOPAMと大分市美術館とその周辺を周回するバス、キャンパスバスに乗って大分市美術館へ行きました。(キャンパスバスは、今実験運転中だそうです。多分ですが、好評で乗車する人が多いとこの運行が継続されるのでは?と思います。このバス路線運行が継続されることを願います。)乗車運賃は、OPAMから大分市美術館まで100円です。ちなみに大分駅からOPAMまででも、大分駅から大分市美術館まででも100円です。
この11月4日の日は大分市美術館では、展覧会タイトル「エコパリ(エコール・ド・パリ)~パリに咲いた異邦人の夢~」が行われていました。
この「エコパリ」展の作品の所蔵は、北海道立近代美術館・札幌芸術の森美術館です。
この「エコパリ」展の展示作品では、ジュル・パスキンの絵がよかったです。
特に「花束を持つ少女」と「白いリボンの少女」がよかった~~。
少女がとても可愛く描かれていて、淡い白っぽい色が真珠の輝きのようでした。
他にこの「エコパリ」展では、キスリングやマリー・ローランサンやマルク・シャガールの絵の展示もありました。
この大分市美術館の「エコパリ」展の案内のパンフレットです。
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